2013/04/23

雨のやつ


雨のやつ

雨の音が静かな部屋を埋めるとき
心の声が聞こえなくなるから私は好き
深呼吸を追い抜く心拍数ドキドキ
ただただ気付きたくないあの気持ち

東の窓辺が雨粒でびしょ濡れでも
気にも留めないほど誰かのこと考えていても
いずれは雨も上がって何もなかったかのように
出かけていくのわかってるから

今はまだ少しくらい迷ってたっていいでしょ別に

頬杖ついてネズミ色の空見上げて
「もっともっと降ればいいのに」って呟く午後3時
だってワイハみたいに眩しいお日様は
今の私にはちょっと早すぎると思うのよ

小鳥がさえずる合図で
暗い雲は明るく溶けて
あなたのにおいも壊れて消えて
思い出せなくなるまでもうすぐ

雨の音が静かな部屋を埋めたとき
聞こえなくなった心の声はまだ生きている
好き・嫌い・忘れたい・忘れないで
だけどこんな気持ちの命は
長くはないってわかってるから

今はまだ少しくらい迷ってたっていいでしょ別に

1 件のコメント :

  1. すごく好きです。素敵です(*´▽`*)

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